都通り商店街(稲穂2)で開催中の秋のみやこ市、2日目のメインイベント「じゃがいも即売会」が、20日(金)13:00から、同商店街の夢市場前で開かれ、175人もの人が参加した。
開始2時間前から並ぶ人が現れ、1時間前になると長蛇の列ができるほど、毎年人気のイベント。秋の味覚、赤井川産の男爵いも1トンが、ビニールシートに山盛りに置かれ、参加者の闘争心をかき立てた。
即売会をさらに盛り上げようと、FMおたるのパーソナリティ村岡啓介氏とむらこしまやさんがMC を務めて状況をアナウンス、小樽商科大学サークル笑店メンバーも協力した。
5人ずつ、軍手をつけた手で所定のバケツに30秒間じゃがいもを入れ続け、バケツに入った分を参加費100円で持ち帰ることができるお徳な即売会。
じゃがいも山を征服しようと集中し、開始の合図とともに懸命にじゃがいもをバケツに詰めた。30秒が経過すると終了のホイッスルが鳴り、持ちきれないほどのじゃがいもでいっぱいになったバケツを、なんとか係のところまで運び袋に入れたもらった。
参加者のほとんどが常連で、この日を楽しみにしていると言い、「サラダや肉じゃが、みそ汁、シチューなどに使う。とても美味しい」と笑顔で話した。
5kgを越えるじゃがいもを持ち帰るため、準備の良い市民はショッピングカートを用意していた。あと数人残したところで品切れとなり、最後尾までは届かずイベントは終了となった。会場は熱気に包まれ、その様子を、観光客が珍しそうに眺めていた。
21日(土)は11:00から無農薬野菜市、11:30と13:30からジャグリングパフォーマーのクロさんによる高度なテクニックを駆使したパーホーマンスを間近で楽しめる。
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