中秋の名月にうっとり! 屋形船でお月見

 

 

 株式会社小樽観光振興公社(明井隆生代表取締役)は、中秋の名月に合わせ、屋形船から夜景や月を楽しもうと、9月13日(金)18:00から、月より団子の会「屋形船でお月見」を開催。

 

 小樽港第3号埠頭観光船のりばから乗船した屋形船「かいよう」の船内には、ススキやホオズキ、団子が飾られ、お月見ムードを高めた。

 

 

 4回目となる今回は、雨の心配もなく晴天に恵まれ、絶好の月見日和となった。小島萌子船長と甲板員の森奈々惠さん、同社の田中さんの3名と、予め申込を済ませた約30名が、月を愛でながら小樽の銘菓を味わった。

 

 小樽の月の出時刻は17:50。出発後すぐに、月齢13.7の月が見え始め、乗船客から歓声が上がった。船から見える天狗山やガントリークレーン、灯台、防波堤などをガイドした。

 

 思い出の1ページになればと紙芝居を企画。十五夜の由来や纏わる話を、手づくりの紙芝居にして、乗船客に聞きかせた。

 

 すっかり日も暮れ、月が煌々と輝き出した頃、小島船長は船をゆっくりとターンさせ、左右の窓から美しい月の景色が楽しめるよう配慮した。

 

 市内在住の親子は、「屋形船に乗ったことはあるが、十五夜は初めて。母も初めて乗船した。お天気も良く、ゆっくりと月を楽しめ、来て良かった」と満足した様子。

 

 千葉県から訪れた女性は、「4年前に初めて乗船し感動した。今回は、旅行の合間に、また船に乗ろうと予定を組んだ。皆さんと話ができ楽しかった」と喜んでいた。

 

 小樽運河、中央橋にある運河クルーズ発着場所では、運河から中秋の名月を楽しもうと、大勢の乗船客で溢れ、2隻ずつ出発して対応。運河の水面には月影が映り、幻想的な光景を醸し出していた。

 

 ◎小樽観光振興公社(外部)