アニメパーティー2019開幕! 小樽にファン集結

 豪華ゲストや新企画で繰り広げられる小樽アニメパーティー2019が、9月7日(土)に開幕し、コスプレイヤーや漫画家が小樽に集結した。

 

 11:00から、サンモール一番街(稲穂2)ウィステリア稲穂前の特設ステージで開会式が行われ、中村全博実行委員長をはじめ、各商店街関係者、ヒプノシスマイクミスのキャラクターに扮したミスおたるの西田真美さん、刀剣乱舞のキャラクターの同・本間則恵さん、銀魂の坂田銀時に扮した小山秀昭副市長、プロコスプレイヤーのコノミアキラ氏やオタ☆マニメンバーの大林宜裕氏・まるたにあやの氏・たかはしはるな氏・Luu氏もコスプレで登場し、熱い2日間がスタートした。

 

 小山副市長は、「多くの皆さんに小樽に来ていただき、盛大に盛り上がり、まさに小樽の秋の風物誌。歴史と浪漫のまち小樽には、いろいろな風景があるが、コスプレした皆さんが沢山集まり写真を撮り、SNSで小樽の魅力を大いに発信してもらいたい」と挨拶した。

 

 

 サンモール一番街では、開発建設部や自衛隊の働く車を展示し、コスプレイヤーや子ども達が運転席に乗るなどして撮影を楽しんでいた。

 

 これまで同イベントの開催に関しては、京都アニメーションから協力があり、会場内に募金箱が設置され、赤い羽根共同募金ブースでも募金を募った。

 

 昨年9月からコスプレを始めた、今回初参加のゴールデンカムイのキャラクターコスプレで決めた札幌在住の会社員2名は、除雪ドーザをバックに撮影に応じていた。

 

 

 小樽文学館では、2020(令和2)年にアニメ化を決定した石川啄木と金田一京介の「啄木鳥探偵虜」公認パネル展を開催。原作本や啄木関連資料、啄木を偲び、金田一の直筆の歌も展示している。公募によるイラスト展では、約80点が展示されている。

 

 同館前特設ステージでは、12:00からオタバラがスタート。札幌を拠点に活動する4人のアイドルの歌に合わせて、楽しみにしていたファンが踊りと声援で盛り上げた。

 

 2017(平成29)年開催の「OTARU SWEET HALLOWEEN」の仮装コンテストで優勝した帯広在住の上田茂輝・紀恵さん夫妻の姿もあり、茂輝さんは、ケンタッキーのカーネルおじさんに、紀恵さんは、ドナルド・マクドナルドになりきり、ひときわ目立っていた。

 

 函館の会社員の男性は、「フェイトグランドオーダー」のキャラクターでポーズを決めた。3年前からコスプレを始めて、今日の衣装は、2年前から手づくりしていて、現在もまだ改修中で完成には時間がかかるそうだ。

 

 13:00からは、色内駅をスタートし旧手宮線をコスプレイヤー約30人が歩くコスプレパレードが開かれた。ミスおたるの2人を先頭に、コノミアキラ、オタ☆マニメンバーも参加した。

 

 

 都通り商店街では、個性溢れる痛車が並び、観光客や市民を驚かせた。web漫画家のやしろあずきさんが来場したグッズ販売会は、長蛇の列が続き、世界大会優勝の受賞歴をもつ市内在住の畑姉弟の作品などのキャラプラ展示会、「聖樹のパン」の原画展やVR体験会も開かれ、市内中心部は、アニメファンで賑わった。

 

 8日(日)は、ハムスター公認北海道アケアカeスポーツ大会や、「聖樹のパン」原作者の山花典之氏と作画のたかはし慶行氏、小樽市長のトークショー。ビンゴ大会、オタ☆バラステージ、コスプレランウェイなどが開かれる。

 

 ◎小樽アニメパーティ2019(外部)

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