市立小樽文学館や美術館が入居する市分庁舎(色内1・旧小樽地方貯金局)の400分の1模型のペーパークラフトが完成し、26日(火)から文学館で販売されている。
同館では、現在、この建物を設計した小坂秀雄を紹介する企画展「トポスの思想と創造~建築家・小坂秀雄と小樽文学館」を開催中。
旧小樽地方貯金局・現市分庁舎は、日本の近代公共建築を牽引してきた郵政建築の第一人者・小坂秀雄が、戦後最初に手がけた鉄筋コンクリート造(RC造)の建物。
この建物を400分の1サイズで再現するペーパークラフトが、このほど完成した。A4・2枚に印刷されており、これを組み立てると、縦18cm・奥行き11.5cm・高さ6cmのものになる。800円。
「戦後を代表するモダンな建築美を楽しんでもらい、自分で作ることによって建物を今後どのように再生するのかを考えてもらいたい」としている。
同館では、6月5日(金)18:00から、企画展に併せたシンポジウム「『旧小樽地方貯金局』と小坂秀雄」を開く。来場してアンケートに答えると、このペーパークラフトが無料プレゼントされる。
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