小樽市の女子中学生3名が、全国大会への出場を決め、8月16日(金)15:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で、迫俊哉市長を表敬訪問した。
8月20日(火)滋賀県大津市で開催の全国中学校卓球大会に出場する菁園中学校2年の河邊梨花さん(13)と、21日(水)から大阪市で開催の全国中学校陸上大会に出場する西陵中学校3年の石川苺さん(15)と1年の妹・蘭さん(12)の3名が、北海道を代表する選手に選ばれ、全国の舞台で強者と戦う。
迫市長は、「ひとつでも多く勝てるように、上を目指して頑張ってもらいたい。レベルの高い人のプレーや走りを見て、さらに成長してもらいたい」と激励した。
世界で活躍する伊藤美誠選手が目標の河邊さんは、卓球をしている母や姉を見て、小学1年から、現在、菁園中卓球部と札幌のクラブチームに所属し練習を重ねている。
小学1年・2年・4年と中学で3回の6回、全国大会に出場経験がある常連選手。今回の全国出場切符は、7月31日~8月2日開催の北海道中学校卓球大会女子個人戦シングルスベスト8で得たもの。
全国大会初戦は、全国3位の強豪選手と対戦する予定で、全国16位を目指し、「自分のできることを発揮して戦いたい」と意気込みを語った。
北海道から同大会に出場する女子は河邊さんだけで、男子は、蘭越中学校が団体戦に出場する。
皇后杯全国女子駅伝に出場経験のある石川苺さんは、小学3年生から小樽ジュニアアスレチッククラブ(O・A・J・C)に入部し、現在は、西陵中陸上部に所属。手宮陸上競技場等で練習の日々。
全国大会への切符は、6月22日・23日開催の全日本中学校通信陸上競技北海道小樽後志大会(第46回全日本中学校陸上競技選手権大会標準記録突破指定大会)の、女子800m・2分16秒43(標準記録2分16秒50)、1500m・4分36秒27(標準記録4分38秒00)で、標準記録を突破し獲得した。
さらに、7月26日~28日開催の北海道中学校陸上競技大会で、800m・2分15秒38、1500mは4分33秒76を出し、全国ランク15位と記録を更新した。
苺さんは、800mで自己新を出して決勝に残り、1500mで決勝に残り入賞することを目標に、将来はマラソン選手になりたいという。
スキージャンプ選手でもある妹の蘭さんは、小学1年でO・A・J・Cに入部し、現在、姉とともに同中陸上部員で、姉を目標に練習に励んできた。
全国切符は、北海道中学校陸上競技大会女子800mで、2分16秒36を出し、姉の苺さん同様に標準記録を突破して得た。初めての全国大会出場で、「自己ベストを出し入賞したい」と意気込みを見せた。
石川姉妹は、小樽運河ロードレースでも共に優勝経験を持つ注目選手。後志から全国大会へ出場する選手は2人だけとなり、期待が高まる。
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