夏の甲子園出場をかけて闘った、全国高校野球南北海道大会(札幌円山球場)の決勝戦で、北海道札幌国際情報高等学校と延長14回の激戦で勝利を収めた北照高等学校野球部(上林弘樹監督)は、7月26日(金)15:00過ぎ、小樽市役所(花園2)2階市長応接室で、迫俊哉市長を表敬訪問した。
本館玄関に到着した同野球部を、市職員が拍手で出迎えた。小路修司校長をはじめ、上林監督・大河恭平部長・野球部員19名が出席。
小樽出身でキャプテンを務める伊藤陸選手から優勝報告があり、「苦しい試合だったが、無事勝利を収めることができた。小樽の代表として胸を張って、小樽に良い結果が報告できるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」と述べた。
同大会出場選手全員が大会登録メンバーとなり、上林監督は、「18名みんなが頑張りますので、よろしくお願いします」と選手を紹介した。
全国大会後援会長を務める迫市長は、「北照高校に進んだ75名の皆さんは、数えきれないほどバットを振り努力をしてきた。その努力を讃えたい。どうしたら甲子園に行けるか悩んだと思うが、努力が実を結び2連覇し、市長として誇りに思う。北海道の代表として小樽の代表として、思い切り甲子園で悔いのないようプレイをしてもらいたい」と激励した。
小路校長は、「横断幕に、俺達が歴史を変えると力強く書かれ、実感した。上林イズムが生徒に浸透し、選手はグランドでもちろん頑張っているが、スタンドの選手もにこやかに一緒に戦っている。その後ろには保護者が力強く支え、地域の皆さんからの応援が心強い。支部大会・南大会で戦った学校の思いをしっかりと受け止め、北照野球を花開かせてくれると祈っている」と述べた。
同大会の決勝戦では、北照が先制し3点を奪ったものの、9回に同点に追いつかれ、延長戦に突入。両校ともねばりをみせたが、14回に北照が勝利の1点を取り、4対3で勝利した。同校の夏の甲子園出場は、昨年に続き2年連続5回目となり、夏の甲子園で連覇出場は初めてとなる。
エースで4番の桃枝丈選手(3年)の顔もあり、みんなガッツポーズで記念撮影に応じていた。
第101回全国高校野球選手権大会は、8月6日(火)から16日間、甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催され、同校野球部は28日に出発を予定している。
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