おたる潮まつり実行委員会(平松正人実行委員長)は、6月6日(木)14:00から、小樽市公会堂(花園5)大ホールで第1回実行委員会(発会式)を行い、平松実行委員長をはじめ、各役員が勢揃いして、祭りの成功に向けて心をひとつにした。
サブテーマ「弾む鼓動 躍動の夏」をイメージしたポスター(2,100枚・B2版フルカラー)が初お披露目され、今年も北海道を代表する祭りのひとつとして、入込数119万人で賑わう夏の小樽の最大イベントの成功に向け準備が始まった。
任期最後を全力で務める平松実行委員長は、「財政難ではあるが、踊り・神輿・太鼓・花火、どれも質を落すことなく成功に終わらせたい」と意気込みを語った。
就任後初の潮まつりとなる迫俊哉市長は、「小樽の強みの海・港・小樽の魅力を味わってもらいたい。この祭りは、本市の経済の活性化に寄与してきた。歴史と伝統を次の世代に引き継いでもらい、当日は、町が潮一色になり、町に活気が満ち溢れるように」と祭りの成功を祈願した。
ミスおたるの本間則恵さんと西田 真実さんが揃って出席し、ミス潮への決意を表明。今年も例年通り、小樽港第3号埠頭基部及び市内中心部を会場に、
初日は、役員・社中・実行委員会による潮ふれこみで祭りの開催を知らせ、19:00から開祭式を実施する。
祭り2日目に行われる、昨年、92悌団・7,399人が出場したメインイベントとなる潮ねりこみは、今年も、市内全校からの参加を目標に呼びかけている。ねりこみ申込みは6月28日(金)まで。
最終日の潮わたりは、昨年悪天候で中止となったが、潮船団による海上パレードを予定。
花火大会は、初日と最終日の合わせて3,000発を夜空に打ち上げる。潮ステージでは、これまで実施してきたヒーローショーは一時休止に。昨年初の試みの足湯も、悌団ごとの額入り写真配布も中止にした。子ども向けに商大生ブースの実験や謎解き宝探しゲームを実施。
昨年に続き、おたる浴衣ウィーク(7月26日~8月4日)と連携し、浴衣の来場者には、出店利用時に特典を付け、28日(日)のみではあるが、小樽小町による浴衣のレンタルと着崩れした人のための無料手直しを実施。
財政難は続き、第52回決算時の同まつり会計総残高は916,657円と厳しく、53回予算額は、前回より2,166,110円減の3,477万円とした。