雛めぐりに5,650人 昨年の5倍に


hinameguri.jpg 市内10会場で開催された「第二回小樽雛めぐり」の来場者数が、昨年の第一回の5倍の5,650人となったことが分かった。
 雛めぐりは、2月21日から桃の節句の3月3日(火)までの11日間、人形の瀧本や市総合博物館、文学館、飲食店、美容室など10会場で開催された。各会場で、江戸・明治・大正など自慢の雛人形を展示し、市内外の来場者達を楽しませた。
 事務局の人形の瀧本では、各会場の来場者数とスタンプラリー回収数をまとめたところ、延べ人数5,650人・スタンプ回収683枚となった。来場者数のうちの3割強が札幌や江別、岩見沢など市外からで、「歴史を実感した」、「とても良い企画、もっと大きくなることを願います」、「来年の開催を期待します」、「感動した」などの感想が多く寄せられた。
 また、参加店でも、「入館数が昨年の3倍以上」、「とても好評だった」、「想像以上の結果で驚いている」、「初めてお店に訪れる人が多く良かった」などと高い評価となった。来場者たちは、参加各店で買い物をして袋を下げて歩いたりと、経済効果もあったとしている。
 イベント発案者の人形の瀧本・進藤幸正代表取締役は、「昨年の5倍の来場者数となり、来年もやって欲しいという声も多く、大変好評となった。来年は、参加店を増やしたいが、古き良き小樽の繁栄を見せることを目的としているので、ただ人形を飾るだけのイベントにはしたくない。参加店が増えても、メインの会場では豪華で貴重な人形を飾るといった工夫をしたい。このイベントを通して、市民から江戸時代の人形があるという話も来ており、小樽で眠っている貴重なものを掘り出したい」と話している。
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