3月6日(金)、張碓小学校(春香町215・上泉哲校長)裏の札樽自動車道の山側で、周辺住民が、熊の足跡らしきものを発見した。
発見した住民は、すぐに市役所生活安全課に連絡し、撮影した写真データをメールで送った。生活安全課は、猟友会に問合せ、この足跡が熊かどうか分析を依頼した。
「この時期は、小動物の足跡が良く見つかる。小動物の足跡が解けると広がり、熊の足跡に見えることもある。熊ではないと思うが、熊の可能性もあるかもしれない」と、9日(月)、分析結果が張碓小に連絡が入った。同校では、「熊にご注意!」と注意を喚起するための文書を生徒や地域住民に配布した。
例年、小樽周辺で、熊の足跡は、4月から5月頃に多く見られる。同校周辺では、年間を通して熊や鹿の足跡や姿を発見することが多くあり、3年前には集団下校したこともあったという。
「発見された足跡は熊のものとは断定出来ないが、万一のこともあるので、気をつけてもらいたい」(市生活安全課)としている。(写真提供:井上武久さん)
今年は暖冬のためか、一足早く、熊が冬眠から目覚ましたのかもしれないと指摘する人もいる。