夕張 村上医師講演 「地域医療を考えるシンポジウム」21日


 夕張希望の杜・代表の村上智彦医師などをゲストに迎える「地域医療を考えるシンポジウム」が、2月21日(土)14:00から、小樽市民センター・マリンホール(色内2)で開催される。
 同シンポジウムは、地域医療を守る地方議員連盟(広瀬寛人代表・富良野市議)の主催。二部構成で行われ、第一部は、村上医師による予防医療に関する講演。第二部は、古田教授(道薬科大)・兼古稔副院長(上富良野町立病院)・金子益三(地議連・前会長・前上富良野町議)などが参加するフリートーク。「各地域の医療実態の報告と、そこから見る小樽の目指す方向について」が語られる予定。
 地域医療を守る地方議員連盟は、「住民の代表として地域の医療資源を守り、行政と医療の関係をしっかりとチェックする」ことを目的に、昨年4月に設立された。医師と地方議員を中心に80名が参加し、研修会などで医療現場の実態の把握に努めている。札幌や夕張、上富良野でシンポジウムを開催し、今回小樽開催となった。
 同連盟の成田祐樹・小樽市議会議員は、「今回は紋別市長や道議会議員なども参加され、オール北海道での取り組みがなされる予定です。小樽市議は何名参加されるかわかりませんが、本当に医療のことを考えている方には来ていただけると思います。ただ、市長や関係部局は来るのかわかりませんが、これにも来ない『聞く耳持たず』では、小樽の医療の展望は暗いと思います」としている。
 【日程】2月21日(土)
 【時間】13時半開場 14時開演
 【場所】小樽市民センター・マリンホール(色内2)
 【内容】予防医療から自治体を考える
    小樽の目指す地域医療の体制は?
 【主催】地域医療を守る地方議員連盟
 【費用】市民公開無料
 【問い合わせ】080-1888-4597(成田)