14日(水)20:31に、「暴風雪、波浪警報」、「大雪、雷、なだれ、着雪注意報」が出され、発達した低気圧の影響で、小樽市内は降雪が続き、19:00に39cmだった積雪が、15日(木)11:00には積雪62cmに増え、一晩で23cmの積雪増を記録した。
20cmの積雪を記録したことで、市内では、バス路線や生活路線など計1,248路線(390km)で除雪作業が行われ、大型トラックや除雪車が走り、雪捨て場に次々に雪が運び込まれている。
市民雪捨て場(勝納)には、早朝からトラックが何度も出入りし、次々に排雪が運ばれ、荷台から海へ投げ入れられた。
市内では、市民たちが、「今年は少雪で終わるのかと思ったけれど、やっぱり降るのか」などとため息をつきながら雪かきに追われている。来月6日(金)から始まる小樽雪あかりの路の関係者にとっては恵みの雪となっており、「少しはほっとしているけど、まだ少ない。雪あかりの会場だけ降ってくれればいいのに」と話している。
札幌管区気象台によると、15日(木)・16日(金)は雪でふぶくところがあるとしている。また、小樽を含む後志北部に「大雪、風雪、波浪、なだれ注意報」を出し、交通障害やなだれ、突風、高波に注意をと呼びかけている。