連合小樽の第74回メーデー!



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 第74回全道メーデーに呼応し、小樽でも連合小樽主催の第74回メーデーの集会が、5月1日9:30から、市内色内埠頭公園で開かれた。

 連合小樽(北海道地区連合会)が開いた小樽地区のメーデーには、傘下の各労組から多くの組合員が参加した。胸に「戦争反対」「中東に平和を」「雇用の創出を」などと書かれたゼッケンを着けた人たちや、風船を持つ人など様々な参加者が集っていた。

 連合小樽の会田豊会長が開会の挨拶で、平和や人権の問題で、イラク戦争の平和的解決と復興で国際社会や国連の協力のもとでの解決を訴えた。

 また来賓として挨拶に立った、再選された山田勝麿市長は「今、日本経済は不況の真っ只中で、小樽でも人口減少、少子高齢化の進展、さらに経済の落ち込みによる企業の倒産・リストラ、雇用不安の中で、失業者も増えている状況にある。このような中で、何としてでも小樽の経済を活性化して、小樽の企業に力をつけてもらい、雇用の確保を図っていきたい。」と述べた。

 GWの中でのメーデーで、参加者たちにもくつろいだ雰囲気が流れていたが、経済不況の中で、頭に巻いた「雇用!ストップ・ザ・失業!」のハチマキが、労働者の深刻さを浮き彫りにしていた。