10月30日にハワイ・ホノルルを目指して小樽を出港した若竹丸から、母校の小樽水産高校(若竹町9・谷口潤一郎校長)にメールが届けられている。
実習生27名を乗せた「若竹丸」(666トン・村田雄一船長、乗組員27人)は、10月31日、小樽港・第2号ふ頭を出港した。
最初のメールは、11月4日(火)。「若竹丸は予定通り函館港に入港し、生徒たちは最後の買い物を済ませて、翌日マグロ漁場へ向けて出港しました。これからしばらくの間日本を離れることになりますが生徒はみな元気です」と指導教官のコメントが寄せられた。
実習生からは、「この乗船で自分をひとまわり大きくしたい」、「酔いまくったけど小樽に帰るまでには、なんとか頑張る」、「船を降りる頃にはマッチョになっているぜ」など一言も添えられていた。
この後、マグロはえ縄実習を行いながら、順調に航海を続け、11月12日(水)には、「北緯35度まで南下すると急に海が青く澄んだ色に変わり、昼の当直ではトビウオが何度も飛び込んでいるところを見たり、夜の当直では満点の星空に感動したりしました」とメールが届いた。生徒たちの実習活動の様子を撮影した写真もあり、元気に取り組んでいる様子が人目で分かる。
12月1日(月)には、実習を終えた生徒たちが、ハワイ・ホノルルで国際交流を行い、一人一言英語でスピーチや、小学校へ雪や手作りの地図と和凧をプレゼントを行った様子が書かれている。これらのメールの内容や写真は、同校ホームページでアップされている。
現在、若竹丸一行は、12月16日(火)小樽港到着を目指し、太平洋の海を元気に航海中だ。
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