小樽市保健所(富岡1)は、今シーズン初の学級閉鎖が、長橋小学校で13日(木)にあったことを明らかにした。過去12年間で最も早い閉鎖で、「インフルエンザの予防接種は早めに」と市民に呼びかけている。
市内での学級閉鎖は、例年12月末から報告されている。しかし、今年は、11月の早い時期の報告で、現存する12年間の記録の中で最も早い閉鎖という。
13日(木)に学級閉鎖となった長橋小は、集団風邪によるものだが、何人かの児童はインフルエンザA型と医師に診断された人もいる。市保健所では、この報告を受け、市内小中高、保育所、幼稚園の数件に問合せたところ、「インフルエンザの患者はみられたなかった」という。
17日(月)には、長橋小の別のクラスでも学級閉鎖となることが決まり、市保健所では、「全国的には、山梨県、大阪府においてインフルエンザ患者の増加がみられていますので、市内でも今後の流行に注意が必要です。11月中に流行した場合、感染する危険性があります。インフルエンザの予防接種は早めに受けましょう」と呼びかけている。
また、同所では、ホームページの感染症機器対策ネットワーク内で、インフルエンザ情報を提供している。24時間のテレホンサービス「インフルエンザ・ホットライン 0134-20-2020」もある。
◎今シーズン初のインフルエンザによる学級閉鎖について
◎小樽市感染症危機対策ネットワークホームページ