11月8日(土)、「第1回おたる産しゃこ祭」の小樽産しゃこを目当てに、小樽運河の運河プラザ(色内2)前庭に、長蛇の列が出来た。しゃこの浜鍋で冷えた体を温める人や、獲れたてのしゃこを購入して足早に帰る人など、市民や観光客が右往左往する賑わいを見せた。
「第1回おたる産しゃこ祭」は、小樽市漁業協同組合と観光協会がタッグを組んで、小樽産しゃこの知名度アップとブランド化を目指して初開催した。第1弾は、8日(土)・9日(日)10:00~17:00、運河プラザ内と前広場で実演販売など。第2弾は、14日(金)~16日(日)、市内ホテルや飲食店でオリジナルしゃこ料理を提供する。
第1弾の初日は、イベント開催の10:00前から長蛇の列が、会場前広場に出来た。しゃこ浜鍋(1杯200円)には、冷えた体を温めようと、市民や観光客がずらりと並んだ。しゃこの浜鍋は、小樽の漁師の奥さんたちが、しゃこのゆで汁に大根と味噌などを混ぜたシンプルなもの。
1番に並んだ神戸の観光客は、「あっさりしててたんぱくで美味しい。しゃこを滅多に食べることがないので、神戸に帰る前に味わえて良かった」とニッコリ。市民や観光客は、次々に浜鍋を買い求め、会場に設置されている消防犬「ぶん公」の台座をテーブル代わりに食べる人などが多く見られた。お土産の冷凍しゃこ6匹(オス3・メス3)1,000円の販売も好調だった。
さらに、試作品のしゃこの飯寿司(2kg)は、開始3分であっという間に完売した。「一人で500g買う人などと好評で、すぐになくなってしまった」(関係者)と、しゃこ人気に驚いていた。
観光協会は、「天気が悪かったけれど、お客さんもたくさん並んでくれて好評だ。明日もあるので、期待できる」 と接客などに追われていた。
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