小樽に惹かれて制作する画家9人の作品34点を展示する「小樽風景・個性の響き」が、10月25日(土)から、市立小樽美術館(色内1)で開催される。
小樽に在住し、自身の足で隅々まで歩き、構図を探した画家。旅で訪れ、小樽独特の魅力や、郷愁の世界に執りつかれ、ライフワークとして描き続ける画家。「描かれた作品は、風景画であると同時に、彼ら自身の心を描いた自画像であるともいえる」(同館)。
画家は、小川清・木嶋良治・小平るり子・佐藤善勇・冨澤謙・羽山雅愉・堀忠夫・山下脩馬・輪島真一の9人。
開催初日の10月25日(土)13:30~14:30、9人の画家の作品が並ぶ会場で、佐藤善勇氏のアーティストトーク「小樽への思い」が行われる。佐藤氏は、1977年厳寒の小樽を訪れて以来、冬の街の風景の虜となっている。講演では、自作を見つめなおし、30年にわたる小樽への思いを語る。 「小樽風景・個性の響き」は、2009(平成21)年1月25日まで。一般300円、高校生・70歳以上の市内在住者150円、中学生以下無料。