9月最後の週末となった27日(土)28日(日)、栗の北限の自然林として知られている市内手宮公園(手宮2)では、散歩に訪れた市民たちが栗拾いに興じていた。
市内は、9下旬に入り、一挙に秋めいた肌寒い天候となり、栗のイガが散策路に散乱しはじめた。栗の木の下には、ふたつに割れた茶色のイガが転がっており、すでに拾われて中身がないものが多い。
公園を訪れた市内在住の夫婦は、「小さい頃から、この近くに住んでいるのに、栗拾いなんて初めてなの。なにも準備しないで来たから、トゲが指に刺さって痛い」と話しながら、栗拾いに夢中になっていた。
栗のほとんどが散策路に散乱しているが、中には、まだ緑色のまま木にぶらさがっているものもあり、もう少し、秋の風物詩でもある栗拾いを楽しめそうだ。