風を受けて疾走するセーリングクルーザーレースの「第1回JSAF外洋北海道選手権大会」(主催JSAF外洋北海道・松岡高博会長)が、9月14日(日)・15日(月・祝)の2日間、石狩湾内小樽沖で行われる。
北海道では、小樽の祝津がレース発祥の地として知られ、1年間で、小樽・室蘭・函館の3地域で15レースが行われる。これまでは、地域レースが開催されてきたが、全道大会はなかった。
このため、「高齢化でクルー人口が減少する中、市民の人たちにレースを見て興味を持ってもらいたい」(同大会事務局) と、初めて北海道大会を開催し、北海道チャンピオンを決める。
レースは、祝津の日和山灯台~張碓までの石狩湾内をソーセージのように回るラウンドブイレース。クルーザーレースでは、最もスタンダードとされている競技で、風上と風下に1つずつ打たれたブイを回る。一般的には1~2マイルを1レグ(1航程)として、4~6レグを回りフィニッシュ。
現在、15艇が参加する予定で、各艇がレース前に場所取りを行うところが見所。JSAF北海道事務局では、「クルーザーレースがどういうものか、一般の人に見てもらいたい」 と、そのスタート直前の様子を見ることが出来る観覧艇を用意する。また、レース艇のクルーとして参加したいという人の参加も広く呼びかけている。問い合わせ011-640-8051 修田光紹事務局長 (写真提供:JSAF北海道事務局)