「お墨付きの小樽ブランド」 市役所HPで紹介


 小樽市(山田勝麿市長)は、2009年8月から、国や道などから賞を受けた小樽の商品を「お墨付き小樽ブランド」 として、市のホームページで紹介することを決めた。7月25日(金)の定
例記者会見で発表した。
 この「小樽ブランド普及事業」は、市内企業や市内に事業を置く企業、市内農業者などが製造した商品を紹介する事業。ホームページで広く紹介することによって、「地場産品の普及と振興を通じて、地域経済の活性化を図ることを目的」 として
いる。
 対象商品は、「国若しくは北海道又はこれらの外郭団体から賞を受けた商品」、「全国規模又は全道規模の業界団体から賞を受けた商品」など。
 これらの受賞商品を「お墨付き小樽ブランド」として、商品名・写真・概要・製造企業名などを市ホームページに掲載する。商品の掲載は、受賞した日から3年間。商品紹介ページから、企業HPにリンクもする。
 HP掲載の申請は、希望する企業が、掲載申請書によって市長に申請。また、申請に際して、賞状などを掲示する。商品が掲載された企業は、その効果等を市長に報告することが必要という。
 現在、掲載予定の商品は、海洋水産のキングサーモンステーキ、田中酒造の宝川などの4品となっている。問合せ:0134-32-4111 産業港湾部産業振興課
 この日の記者会見で、市長は、「小樽ファンが支える ふるさとまちづくり寄附条例」の寄附金が、7月24日現在で629万9,000円になったと発表。合計で54人からの寄附があり、このうち道外37人・道内5人・市内12人となっている。「他市からは、好成績と言われる。ふるさと納税の時期と重なったことが要因。さらに、100万円という大口の方も4名いた」 と話していた。寄附の状況
 また、今年度の「小樽ふれあい観光大使」に、前JR小樽駅長の小玉宏文さんや小樽出身作家の千石涼太郎さん、小樽出身の商大学長・山本眞樹夫さんなど9人が新たに任命されたことを明らかにした。これで、観光大使は46人となった。