風景画とピアノの共演・ミュージアムコンサート 


zensakupiano1.jpg 最前列の盲導犬もじっとピアノの音に耳を傾ける。小樽出身の風景画家の作品が並ぶ市立小樽美術館(色内1)の会場に、14日(土)、静かなピアノの生演奏が流れた。
 中村善策ホールの開設20周年記念の特別展(5/24~7/21)を開催している同館は、14日(土)16:00~17:00、「風景画とピアノの共演・ミュージアムコンサート」を行った。
 小樽が生んだ日本を代表する風景画家の作品の数々が並ぶ会場で、小樽出身のピアニスト・中川和子さんが、ジョンケージの「In a Landscape」やスカルラッティの「ソナタ」など5曲を演奏した。
zensakupiano2.jpg 会場には約100人の市民が集まり、中村善策の迫力ある風景画に包まれながら、中川さんのピアノの生演奏に聴き入った。「飾られている風景画に合う選曲をした」 (中川さん)と、柔らかな演奏で聴衆たちを魅了。
 客席の最前列では、同館でギャラリーコンサートを行った指笛奏者・山田修さんと盲導犬ナナ号が、じっくりその音色に耳を傾けていた。
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