小樽市医師会看護高等専修学校(城守学校長)の戴帽式が、5月8日(木)18:30から、医師会館大講堂(富岡1)で、厳粛に行われた。
同校は、「准看護師として必要な知識や技術を習得し、地域保健医療に貢献しうる人材を育成することを目的」 として、市医師会が1955(昭和30年)に設立。
今年の戴帽生は、第53期生(2年生)の34名。家族や医療関係者、在校生など約120名が見守る中、秋山文子教務主任と後藤京子看護部長(南小樽病院)から、生徒一人一人に真新しい白いナースキャップが被せられた。
城学校長は、「良き医療人として、着実に適切に看護の技術を得るには、それを支える自分になるように研鑽を重ねてもらいたい」 と式辞。戴帽生を代表して小野比呂美さんが、「戴帽式を迎え、感激とともに決意を新たにしております。病める人々の援け手となるよう、看護の知識と技術をさらに深め、豊かな人間性を養うよう、心身の健康に留意し研鑽していくことを誓います」 と決意を新たにした。
キャンドルサービスでは、真っ白なナースキャップを被った戴帽生2人が向き合い、キャンドルに火を灯した。暗闇の中で、やわらかなロウソクの灯りをともしながら会場を回った。家族や関係者らを囲み、新たな決意を誓った姿を披露し、ナイチンゲール誓詞を行った。
戴帽生は、5月19日(月)から、市内医療機関で臨床実習に挑む。
◎小樽市医師会看護高等専修学校