第一管区海上保安部(港町5・星島伸至本部長)が、海洋環境保全思想の普及・啓発活動の一環として実施した「第9回未来に残そう青い海・図画コンクール」で、道内の応募作品803点の中から、松ヶ枝中や幸小など小樽・余市の小中生9人が見事入賞した。
同コンクール(海上保安庁主催)は、6月1日から9月8日まで、全国の小中学生を対象に「未来に残そう青い海」をテーマとした美しい海の必要性を連想させる図画を募集。道内では、小学生低学年の部(1年~3年)・高学年の部(4年~6年)・中学生の部の3部門に、803作品の応募があった。
10月16日、第一管区海上保安本部長賞や(財)海上保安協会北海道地方本部長賞などの受賞作品が選ばれ、小樽・余市の9人の作品が各賞に選出された。
小樽海上保安部の山口晴久部長は、26日(水)、中学生の部で北海道の最高賞となる第一管区海上保安部長賞など5つの賞を受賞した松ヶ枝中の生徒を訪問。校長室で生徒に一枚ずつ賞状を手渡し、子供たちは、「夏休みの宿題の一環で描いた絵が受賞して嬉しい」と喜んでいた。
一管本部長賞を受賞した椎野麻里奈さん(2年)は、「夕日が好きで、思いつくままにイルカや海の生物を描いた」。(財)海上保安協会北海道地方本部長賞の北出克徳くん(1年)は、「大事にしないとすぐに割れてしまうシャボン玉の中に、ウニやアワビなどの海産物を入れて環境保全を訴えた」。
NHK札幌放送局長賞の黒木優里奈さん(中2)は、「きれいな海をバックにしたいと思って描いた」。海上保安協会小樽支部長賞の山本李歩さん(1年)は、「オタモイ海岸の夕日を写真に撮って描いた」。小樽部長賞の石塚麻衣さん(2年)は、「イルカとカモメの群を描いた」と作品を手に説明していた。(作品の写真提供:小樽海上本部)
◎第9回未来に残そう青い海・図画コンクール受賞作品が決定しました。!
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