道央圏では生息しないはずのカマキリが、なぜ小樽や余市などで相次いで発見されているのか、どこから来たのかの謎に迫るミニ企画展が、11月1日(土)から1月18日(日)まで市総合博物館・運河館(色内2)で開かれている。
この企画展「どこから来たのか?―道央のカマキリとカマキリの世界」は、潮見台で発見されたオオカマキリや、港町で捕獲されたチョウセンカマキリをはじめ、世界の珍しいカマキリの標本を約50点展示している。
世界のカマキリ展示では、カマキリにそっくりなカメムシ「ミズカマキリ」や、手がカマで顔も三角形のカマキリなのにハエの仲間という「カマキリバエ」など、面白いカマキリの仲間たちも紹介されている。
山本亜生学芸員は、「先日、長橋小学校の子供たちと話したが、カマキリを見た頃があるという子が多く、間違いなく小樽にたくさんいると確信した。この企画展で、小樽などで発見されたカマキリの謎を解説することによって、色々な情報が集まると思う。もし、珍しい情報が入れば、12月7日のギャラリートークで紹介したい」と話している。
ギャラリートーク「小樽近郊のカマキリ事情」は、12月7日(日)13:30~14:00、運河館展示会場で行われる。
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