日本海と直接つながり、道内有数の水族館として知られる、おたる水族館(祝津3)が、21日(金)9:00からオープンした。
おたる水族館は、地下1階、地上3階の鉄筋コンクリート造り、延床面積5,682.03平方メートル(1,721.83坪)の堂々たる建物。360トンクラスの大水槽3基を含む62水槽に、魚類、爬虫類、無脊椎動物など、300種類約20,000点を展示。さらに、面積46,000平方メートルの海獣公園に、トド・ペンギン・アザラシなど13種類約150点を飼育。海獣ショー、ラッコ・セイウチのお食事タイムなどを実施している。隣接地には、大観覧車を持つ祝津マリンランドをも有している、家族連れに人気の水族館。
三連休となった21日(金)は、9:00から山田市長や子供たちが、館内入口の“くす玉”を割り、いよいよ待望の平成15年度の営業開始となった。同館の昨年度来館者数は35万人で、今年度は36万5千人程度を見込んでいる。
この日は、朝から雪が降り続くあいにくの天候だったが、訪れた家族連れは、一年振りの魚や海獣との対面に、目を輝かせて見入っていた。
館内は、オープンイベントとして、春の特別展「オホーツク・流氷の海を探る」も開かれた。流氷の使者“クリオネ”や、苦労して飼育した高級魚キチジ(キンキ)なども並んだ。また、流氷鳴りが聞こえるコーナーやクイズも用意されて、訪れた家族連れが楽しんでいた。特別展は3月21日(金)から5月11(日)まで。
可愛い流氷の使者“クリオネ”やひょうきんな“フウセンウオ”はこちらから
おたる水族館のHP http://otaru-aq.jp/