ルタオ本店1,200万円盗難事件 元店長代理を逮捕


 今年8月に発生した「小樽洋菓子舗 ルタオ」本店(堺町7‐16)の約1,200万円の売上金盗難事件で、小樽警察署は、10月10日(金)深夜3時、元店長代理の加藤隆一(30)とその友人の無職・髙橋幸太(20)の2人を逮捕した。
 加藤隆一被疑者(幸4丁目)は、今年3月まで同店・店長代理を勤め、4月からは三越店の店長として勤務していた。同被疑者は、8月17日19:40~18日06:22頃、友人の髙橋被疑者(花園3丁目)と共謀して、本店1階事務所内金庫から現金約1,200万円を窃取した。
 同署は、加藤被疑者が10月9日(木)に犯行を認め、現金約1,000万円が幸の自宅にあることを確認し、2人を通常逮捕した。
 同店を経営する株式会社ケイシイシイ(千歳)の高田秀樹・経営管理本部長は、「深夜0:00頃、警察さんから第一報を聞いた。それなりの責任のある人間で、普段真面目に勤務していて信頼していたので、驚きと複雑な気持ちだ。このようなことをしようと思わせた当店のセキュリティの甘さに大きな反省点がある。お金がいくらか残っていたとか聞いたが、解雇の方向になると思う」と話していた。
 関連記事