紅葉シーズン真っ盛りの春香町の石狩湾を一望するスキー場のゲレンデに、高さ約6mの真っ白な人工雪のピラミッドがお目見えした。
真っ白なピラミッドがお目見えしたのは、「スノークルーズオーンズ(SNOW CRUISE ONZE」(春香町357)。道央圏で一番早くオープンするスキー場で、石狩湾を一望でき、毎年多くのスキーヤーやボーダーが訪れ、初滑りを体験する。
人工雪のピラミッド造成は、10月4日(土)からスタート。1日100トンの雪の塊をサンシャインクルーズコースに噴出させ、4日間で約6m・400トンのピラミッド1基を完成させる。
秋晴れとなった8日(水)、頂上に設置されている製氷機から約5㎝程度雪の塊が、空気圧によってパイプを通り、紅葉真っ盛りのゲレンデに次々に噴き出している。青い石狩湾を見下ろしながら、真っ白な雪のピラミッドがゲレンデに出来上がった。
午後には1基の造成が終わり、スキー場スタッフは、雪の塊が解けないように大きな保冷シート30×30mで覆った。今後、オープンの11月11日までに7基造り、幅30m・距離500mのコースを造る。
「現在の気温は17~8℃で例年通りだが、今年は温かいのでこのままの気温が続くと、コースの出来が悪くなってしまう」(森章マネージャー)と心配げに話していた。
同スキー場は、今年、20周年を迎える。オンズの11に合わせ、11月11日(火)11:11にオープンする。20周年を記念して、18:00からは、花火の打ち上げがある。また、小学生までの子供と60歳以上のシニアは、2~8時間のリフト券がすべて2,000円となる特典も用意している。問合せ:0134-62-2228
◎スノークルーズオーンズ(SNOW CRUISE ONZE) HP