歴史的建造物のスケッチと吹き硝子作品が飾られた石造倉庫に、10月7日(火)18:00、ヴァイオリン&コントラバスの美しい音色が響き渡った。
コンサートは、10月5日(日)から運河プラザ(色内2)で開かれている「兵ちゃんのスケッチ&吹き硝子の世界展」の記念イベントとして開かれた。
会場には、約120名の市民たちが集まった。主催者の兵ちゃんこと金久保兵士郎さん(65)は、「一昨年、ヴァイオリニストの河村典子さんに、展覧会をやってはどうか、もしやるなら私ヴァイオリンを弾くと言われ、たまたま、この場所が空いていたので、今回、展覧会とこの記念コンサートを開催することになった。50分間の演奏会を楽しんでください」と挨拶した。
ヴァイオリストの河村さんとコントラバスの白土文雄さんの2人は、水彩とパステルで描かれた淡い小樽の風景と美しい硝子作品の中で、ロシアやフランスの作曲家たちの曲を演奏。ヴァイオリンとコントラバスの心地よい音が、会場に響き渡った。楽器で会話しているような軽快な曲も披露され、聴衆たちから大きな拍手が送られていた。
展覧会「兵ちゃんのスケッチ&吹き硝子の世界展」は、8日(水)10:00~18:00まで。入場無料。
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