日本で唯一、ろう者と聴者が一緒に楽しめる“デフ・パペットシアターひとみ”の人形劇「はこ/BOXES じいちゃんのオルゴール」が、9月23日(火・祝)15:00から、市民センター・マリンホール(色内1)で開催される。
この人形劇団“デフ・パペットシアターひとみ”は、小樽市銭函にある北海道高等聾学校出身の善岡修さんが代表を務める。1980(昭和55)年に結成され、ろう者と聴者が協同して公演活動を行っている。現在、劇団員は11人で、このうち3人がろう者という。
今回の小樽公演は、家族関係に焦点を当て、親から子、子から孫へとつながる家族三世代の営みを描く。人間がつくりだした文明を箱に見立て、箱(文明)の変化に伴い、家族の様相も変化する物語。全編セリフはなく、人形と人形劇俳優の身体をつかった表現を組み合わせて構成される。小さい子供から耳が聞えない人までを対象としている。
当日券:大人3,000円・子供2,000円。問合せ:0134-25-9900
◎ろう者と聴者が一緒に楽しめる人形劇