小樽駅に響く汽笛 SLニセコ号出発進行 

slniseko.jpg 秋晴れの9月20日(土)10:01、JR小樽駅に甲高い汽笛が響き、黒煙がモクモクと吹き上がった。初秋の小樽ー後志を駆け抜けるSLニセコ号の運行がスタートした。



 20日(土)9:16、SLニセコ号が小樽駅に到着した。多くの鉄道ファンや関係者達が、4番線の裕次郎ホームで、いまかいまかと待ち構えていた。札幌から乗車した客は、SLニセコ号から降り、早速、カニ目の正面で記念撮影をしていた。
 同ホームでは、出発式が行われ、倶知安町長や後志支庁などが、「昨年は延べ6,000人が乗車し、沿線の国際化のレジャー構築に期待している。1度と言わず何度でも遊びに来てもらいたい」と挨拶し、テープカット。
 10:01、約180名を乗せたSLニセコ号は、甲高い汽笛の音を小樽駅に響かせ、黒煙と白煙を吹き上げながら、後志沿線の蘭越を目指して出発した。ホームには、そのニス塗りの重厚な姿をカメラに収めようと大勢の人がシャッターチャンスを狙っていた。
 見物に来ていた市内在住の男性は、「走る姿を見たらワクワクした。やっぱり良いもんだね」と話していた。
 SLニセコ号の運行は、11月3日(月・祝)までの土日・祝日の17日間。
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