古い自動車の魅力を再確認 小樽クラシックカー博覧会 

 ノスタルジック車の愛好家たちが集い、自慢の愛車を披露し、昭和の名車談義に花を咲かせる「第2回小樽クラシックカー博覧会」が、8月10日(日)9:30~17:00、市総合博物館(手宮1)で開催された。
 この博覧会には、1988(昭和63)年以前に製造された三輪以上のクラシックカー約80台がずらりと姿を揃えた。道内外の愛好家たちが集まり、名車の解説、エンジン始動のアピールなどを行った。
 1日限りのイベントとあって、「快晴で海水浴日和だから、来場者が少ないかもしれない」(市博物館)との不安をよそに、大勢の車ファンが駆けつけた。子供連れの家族も多く、「この車かっこいい。なんて名前」、「これは、日産スカイライン GT-Rだよ」 と会話する親子の姿も。
 博物館敷地の鉄道車両に沿って、「トヨタ スプリンタートレノ(昭和48年式)」や「日産 グロリア200Eワゴン(昭和55年式)」、「プリンス グロリア スーパー6(昭和39年式)」など、様々な魅力を醸しだす古い自動車たちがずらりと並んでいた。
 同館玄関前には、約1,000万円で、1L/4kmという燃費の真っ赤な「ランボルギーニ カウンタック 5000 クワトロバルボーレ(1985年式)」も展示されており、来場者たちの目を釘付けにしていた。