科学を体験して学ぶ「青少年のための科学の祭典小樽大会」が、8月6日(水)・7日(木)の2日間、小樽市総合博物館(手宮1)で開かれている。理科の実験や工作ブースが約30種類も揃い、夏休み中の子供たちは、次々に科学体験を楽しんでいた。
科学の祭典は、「科学的な実験・観察そして工作等を参加者自らが体験できるように配慮展開し、青少年に科学への扉を開ける黄金の鍵を与える」ことを目的としている。小樽大会は、昨年に続き2回目。
今回は、砂型鋳造のキーホルダー製作、アルカリアルミ電池、竜巻を見よう、結晶の成長を見よう、廃油から石けんづくり、鉄粉の簡単花火など約30ブース設けられた。
砂型鋳造のキーホルダーは、寺の鐘や銅像を作る技法で、型に砂をつめて固め、融点の低い錫(すず)を流し込んで作る。家族・親戚6人で訪れた望洋台小の川本悠生くん(7)は、「20分ぐらい力を入れて押したから疲れた。熱いし汗かいた。でも、完成したキーホルダーを見たら嬉しかった」 と汗を拭っていた。
このほか、大勢の子供たちは、様々な科学実験ブースに列をつくり、「自由研究にしよう」、「竜巻すごかったよ」 などと楽しみ、賑わいを見せていた。