25日(金)から27日(日)までの3日間、夏の小樽の街を彩った「第42回おたる潮まつり」に、小樽や札幌などから、102万人が会場に足を運んだ。
同実行委員会によると、102万人の来場者数となったのは、「日中は海水浴、夕方からは潮まつりへと予定していたものの、初日、2日目とも、夕方から肌寒くなったことから、来場を中止したことが大きい」 と推察している。
来場者数は、初日の25日(金)9万人、2日目の26日(土)30万人、3日目の27日(日)63万人で、計102万人となった。昨年の108万人よりも6万人減少した。
減少した要因については、同実行委では、高校生を中心としたねりこみ悌団の突然のキャンセルも影響があったとしている。「港湾合同庁舎の新築建替工事に伴い、会場が狭くなったため、混雑を避けたいとの思いから、見物を控えた方々もいたと考えている」 という。
このため、「出店レイアウトの変更に伴う人の流れも一定程度把握できたことから、一層のにぎわいを創出できるよう、色々な企画などに取り組んでまいりたい」 と、次回は、市内の高校生や大学生などの若者たちから意見を取り入れることにしている。“マンネリ化”と言われる同祭りに、若年層の柔軟な発想で、新たな賑わいを生み出しながら、40年続いた祭りの歴史をこれからも引き継いでいくとしている。 関連記事
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