小樽市朝里地区連合町内会と小樽市朝里地区民生児童委員協議会は、7月26日(土)13:00~16:00、市立朝里小学校(新光2)でDIG研修(災害図上訓練)を実施する。
この研修は、平成20年度市町村民事協活性化事業の一環として、地域の災害時対策の実状を知ることを目的に行われる。色別のマジックやシールを使って、幹線道路、河川、防災施設、危険箇所などを地域の大判地図に書き込み、被害想定状況をもとに思いついたことを話し合う。
朝里地区連合町内会(鈴木隆義会長)と民生児童委員協議会(打越悟朗会長)は、「阪神・淡路大震災では、救助された約3.5万人のうち約2.7万人が近隣住民によって救出されました。また、避難所では、日頃の町内会活動が活発な地域ほど、円滑な運営がなされ、被災者の生活を支えたと聞き、いざという時には連携して行動できる体制づくりが必要だと実感しました。7町内会と民生児童委員が共催し、DIG研修を実施するのは、北海道で初めてと聞いております。他地域でもDIG研修を実施し、防災意識を高めようという気持ちになってもらいたい」 と話している。