夏の星見の楽しみ方を紹介する小樽市総合博物館(手宮1)の学芸員リレー講座「夏の星空を楽しもう!」が、7月20日(日)13:30~15:00に行われた。
学芸員リレーは、同館の学芸員たちが、研究室で講座を開き、バトンのように研究室を次の担当者に渡していく。今回は、プラネタリアン・旭司益学芸員(副館長)が、夏の星座やお薦め、星見グッズなどを紹介。
講座では、ベガ(織姫・こと座)、アルタイル(彦星・わし座)、デネブ(はくちょう座)の夏の大三角形を、プラネタリウムを見立てた資料を使って説明。また、北海道では8月7日が七夕となっているが、「今年の七夕は、昔の旧暦の七夕です」。この夏のお薦めは、ペルセウス座流星群で、8月12日の真夜中、月が沈んだ頃が良いなどとと話していた。
「星見で一番大切なことは、夜空を見上げてきれいかどうかを感じること。そのあとに、星に興味が出たらどんな名前の星なのかと気になって、調べたりして分かると面白い」 と星見の楽しみ方を紹介していた。
同館では、8月1日(金)から7日(木)までのスター・ウィーク2008に伴い、星空に親しむイベントを企画している。7月31日(木)にスターウォッチング・ネットワーク、8月7日(木)に はくぶつかんの「たなばた」、11日(月)に「望遠鏡を作ろう」、30日(土)に天狗山天文教室となっている。
◎小樽市総合博物館