国税庁は、7月1日(火)に2008(平成20)年度分「路線価」を発表した。
「路線価」は、相続、遺贈又は贈与により取得した財産に係る相続税及び贈与税の財産を評価する場合に適用する財産評価基準。1日に、その路線価図・評価倍率表が公表された。
これによると、小樽税務署管内の最高路線価は、堺町の道道臨港線通りで、昨年と横ばいの1平米あたり17万円となっている。
小樽市堺町の道道臨港線通りは、於古発川から堺町交差点までの約850m。沿線には、かま栄や北一硝子などの企業が軒を連ねている。
このほか、JR小樽駅前の長崎屋の中央通沿いでは、今年度は、1平米あたり88,000円で、昨年度の92,000円よりも4,000円下降した。同じく長崎屋の国道5号沿いでは、今年度は84,000円で、昨年度の88,000円より4,000円下降。寿司屋通りのグランドホテル前では、今年度73,000円で、昨年度の76,000円より3,000円下降した。
市内の最高路線価は横ばいだったものの、中心市街地の路線価は、約4%程度下降している結果となった。
国税庁のホームページでは、この路線価を詳細に掲載している。
◎小樽市(路線価図・町丁名索引)
◎平成20年分 税務署管内の最高路線価