小樽出身の画家・本間聖丈から日本画・水墨画のいろはを学んだ生徒たちの作品約80点が、19日(木)から、市立小樽美術館(色内1)の市民ギャラリーで展示されている。
この作品展は、小樽日本画協会(上田入子代表)の30周年記念展。同会は、故・本間聖丈が発足させた日本画と水墨画の会。
蓮葉氷が一面に広がる運河や小樽公園から見る小樽港などが、白と黒の濃淡だけで描かれた迫力ある水墨画。岩絵の具と膠(にかわ)による日本画特有の質感で描かれた春や紅葉など様々な作品が並んでいる。
上田代表は、「小樽では、日本画の展覧会は少ないので、ぜひ多くの方々に足を運んでもらいたい。日本画というものがどういうものか、実際に目で見てもらいたい。たまに水彩なの油なのと聞かれる人もいらっしゃるので、この機会にぜひ日本画の特徴を知ってもらいたい。何回も塗り重なり描かれる美しい日本画をぜひ見に来て欲しい」 と呼び掛けていた。
小樽日本画協会30周年記念展は、6月18日(水)から22日(日)10:00~17:00まで。入場無料
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