「わっしょい。わっしょい」。子供たちの元気良い掛け声が、若竹地区に響き渡った。
5月最終日の31日(土)から、潮見ヶ丘神社(若竹町1)の例大祭が始まり、小樽の夏祭りシーズンがいよいよやってきた。
潮見ヶ丘神社例大祭は、5月31日(土)・6月1日(日)の2日間。市内神社の夏祭りのトップを切って行われている。神社前の仲通りには、露店がずらりと並び、近所の子供たちは、かき氷やわた飴を食べたり、射的ゲームなどを楽しむ。
祭りの景気付けに、小学生や中学生など約50人の子供が参加する子供神輿が、12:15から行われた。赤や青の法被を着た小さな担ぎ手たちは、付き添いの大人の笛の音に合わせて、元気良く「わっしょい」 と神社周辺の住宅地に響かせた。近所の家を訪れて神輿を上下に動かし、おこづかいをゲットしていた。
宵宮祭(17:00~)では、北海道無形民族文化財の指定を受けた民俗芸能「松前神楽」の奉納や福餅まき、カラオケ大会などが行われた。
2日目の1日は、北海睦の神輿渡御・少年少女相撲大会(14:30~16:00)、太鼓衆「鼓響」の実演(16:30)、カラオケ大会決勝(19:00)が行われる。小樽で一番早い神輿渡御では、道内各地から約100人を超える担ぎ手たちが集い、威勢良い掛け声とともに神社周辺を練り歩き、小樽の夏祭りの開幕を告げる。
◎平成20年小樽市内のお祭り日程