約57万5,000人の来場者を数えた2008年の「第10回小樽雪あかりの路」(2/8~17)の収支は、140万円の黒字となった。最終実行委員会が、26日(月)、小樽政寿司別館かもめ亭で開かれた。
事業・決算・監査報告では、小樽のひっ迫する経済状況の中、財政確保が大きな課題となったが、広告スポンサー収入が予算よりも356万円上回った。さらに、“原点回帰”をテーマに、コンサートやイベントを見込まず、予算縮小を図ったことなどで、予算額2,500万円を上回る決算額2,688万2,352円となった。これにより、139万8,992円の黒字となった。
また、今年初めて実施したスタンプラリーが好評で、1,500通を超える応募があった。「5箇所以上会場を回っている人も結構いることや雪あかりの路に対する思いや感想などを通信欄に記入してくれる人も多く、思わぬ効果もあった」。
次回の第11回小樽雪あかりの路は、2月6日から15日の10日間の日程で行われる。第1回から実行委員長を務めてきた佐藤公亮・かま栄代表取締役社長から、今度は、中村全博・政寿司代表取締役へバトンタッチされた。
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