北海道洞爺湖サミット統一ブランド「彩花洞爺」に合格した特別純米酒を製造する雪の花酒造(真栄1)は、今度はサミット開催地の洞爺産米と梅を使った日本酒と梅酒を新たに造り、洞爺限定で販売している。
洞爺産の原料で作った日本酒と梅酒は、「洞爺物語」と名付けられた。日本酒は、洞爺産米を使用した純米酒と純米辛口の2種類。いずれも720ml・1,200円(税込)。「じっくり米を溶かして仕込み、米の旨味が口の中でふんわり広がり、上品な味わいに仕上がった。辛口は、酒を飲む人が納得してくれる味で、甘口は、日本酒が苦手な人でも飲みやすく、フルーティでまるみがある」 (池田聖史製造長)。
梅酒は、洞爺で育った梅で製造。500ml・1,200円(税込)。「食品添加物を一切使わず、ソフトでマイルドな風味と、滑らかなでさっぱりとした飲み口に仕上がっている。美容や健康に良いと言われる梅の成分もたっぷり」 と話す。
3種類とも洞爺限定で、現在、洞爺パークホテル天翔や月浦ワイン洞爺湖売店で販売されている。今後、近くの道の駅でも販売予定。同社では、「洞爺では、地元の商品が数少ないと聞くので、洞爺の米と梅で作ったこの商品が、洞爺の名産になってくれれば嬉しい。ちょうど、サミット開催という時期なので、定番の商品として人気が出れば」 と期待する。
◎雪の花酒造HP