満開の桜が葉桜へと移り変わる中、市内各所では、芝桜が白・ピンク・紫の花を咲かせ、市民の目を楽しませている。
北の港町・小樽では、春になると、桜、ツツジ、コブシ、アンズなど、同時期に一斉に花開く百花繚乱を見せている。
天神小学校(奥沢5)の入り口では、すでに芝桜が満開となっている。白から淡いピンク、薄紫、紫色の色とりどりの鮮やかな花のカーペットが創り出されている。
芝桜(ハナシノブ科)は、高さ約10cm程になる多年草で、昨年は、6月上旬に満開となったが、今年は、なんと1ヶ月も早い。
学校入り口の両側には、芝桜の山があり、見上げると、校舎向かいにある桜も同時に眺めることができる。市内の女性は、「今年は、芝桜と桜を同時に見ること出来るんですね。綺麗ですね」 と足を止めていた。
また、手宮公園内にある緑化植物園や、商大へ上る途中にある妙龍寺の芝桜も咲き始め、地獄坂に淡いピンク色の花を咲かせている。