日本の科学技術振興を図る目的で制定された「科学技術週間」(4/14~20)協賛イベントとして、工作会「模型グライダーを作って飛ばそう」が、4月20日(日)10:00~12:00、市総合博物館(手宮1)研修室で開かれた。
「科学技術週間」は、1960(昭和35)年2月に制定。科学技術離れ、理科離れが進む中、青少年が科学技術に親しむ機会を作るため、全国各地で科学技術に関するイベントが実施されている。今年で第49回目を迎えた。
小樽少年少女発明クラブ(井上一郎会長)と市総合博物館主催の工作会には、約30人の家族連れが参加。小学生から保護者まで一緒にグライダー作りに興じた。教室や2階から、吹き抜けのエントランスホールに向かって飛ばしたり、人気を集めた。
模型グライダーの制作は、同クラブ専任講師が指導。講師は、参加した子供たちに「胴体の中心線が水平になるように先端にバランス(おもり)で調整する。グライダーを飛ばすときは、機体を水平より心持ち下向きにして力を入れずに投げる」 と、熱心に説明していた。
子供たちは、グライダーを投げてもすぐに下に落ちたりと、最初は思うように飛ばすことが出来なかった。しかし、講師の指導を受けて、コツをつかむと、簡単に水平に長い距離を飛ばすことが出来るようになった。
村部竜弥(天神小2)・木村俊哉(潮見台小2)・福田峻志(花園小2)くんたちは、「簡単にうまく飛ばせた」、「飛行機が、フワフワ上がったり下がったりしながら飛んで楽しかった」、「紙ヒコーキは作ったことがあるけど、今日のようなグライダーを作ったのは初めて。だけど、ちゃんと水平に飛ばすことが出来た」 と、初めてのグライダー作りを楽しんでいた。
◎科学技術週間