暖かい週末、山々にも緑の息吹き


0420-1.jpg 4月中旬の19日(土)・20日(日)、小樽は天候に恵まれ、最高気温も22.3℃と、暖かい週末となった。札幌管区気象台の観測値で、小樽の最高気温が20度を超えたのは、20日(日)が初めて。
 ようやく緑の新芽の息吹が大きくなる中、市内の公園、散策路や海岸にも、多くの市民が繰り出し、暖かさを享受していた。小樽公園の雪置き場となっていた駐車場では、積み上げられていた雪山を崩す作業が進められていた。市街には、すでに雪はなっくなっているが、雪捨て場はまだ黒い雪山が残っている。
0420-2.jpg 作業員たちは、まだ雪の残る天狗山を見上げながら、ブルドーザーやクレーン車で、脇に流れる於古発川に懸命の雪投げに追われていた。
 気温の上昇とともに、市内を囲む山々も、急激に雪が消えており、芽吹きとともに、一挙に緑濃い野山に変身する。小樽の春は、一斉の芽吹きで、一瞬にして夏山に移る。海開き山開きで、小樽の豊かな自然を満喫できる季節がやってくる。