北海道を中心に活動を続け、創立44周年を迎える「劇団さっぽろ」の公演が、22日(土)ロース幼稚園(富岡1)で行われた。
今回公演されたのは、偕成社刊の絵本『ともだちや』(作・内田麟太郎、絵・降矢なな)。むかし話や童話で、いつも悪者扱いされるキツネやオオカミ。『ともだちや』では、いつも損な役ばかりしている彼らのやさしさ、さびしさを描く。
初めて劇を観る園児の中には、最初怖がる子もいたが、話が進むにつれ、夢中になって観劇する様子が見られた。公演は1時間に及んだが、最後まで真剣な眼差しで劇を見つめる子も多くいた。
「劇団さっぽろ」は、一般公演のほか、幼稚園、保育園、小学校での公演を数多く手がけている。
「劇団さっぽろ」HP http://www.ss.iij4u.or.jp/~gekidan/sapporo/sapporo.htm