4月に入り、市内各企業で入社式が相次いで行われている。
小樽に本社を置く道内有数のバス事業会社「北海道中央バス株式会社」(色内1・平尾一彌代表取締役社長)は、1日(火)11:00から、本社3階会議室で入社式を行った。
同社が迎えた新入社員は、乗務員11名、整備員6名、事務員8名の計25名。平尾社長は、「バス事業を取り巻く環境は良いとはいえないが、お客さんあって経営が成り立っていると思ってもらいたい。7月には洞爺湖サミットがあり、これを契機にバス利用者の促進、外国人対応の整備など、今年はやるべきことがある。その中で入社した皆さんも加わり、若い力を発揮してもらいたい」 と歓迎した。新入社員の工藤友揮さん(23)は、「よりよいサービスを目指し、中央バスの社員として責任を果たしたい」 と決意を述べた。
小樽商工会議所(鎌田力会頭)では、15:00から小樽グランドホテル(稲穂1)で、市内会員企業14社41名の「平成20年度新入社員合同入社式」を行った。
鎌田会頭は、「今日から新社会人となった皆さん、健康に充分に気をつけ、職場のルール、社会のルールをしっかり守りながら、自らの能力を最大限に発揮し、一日も早く仕事をマスターされ、プロフェッショナルとして、高い評価を得て、企業になくてはならない人材になると同時に、社会に貢献する人として、地域社会で輝くよう期待している」 と式辞を述べた。
ホンダカーズ小樽株式会社の有倉慶一さん(22)は、「これから新社会人として、上司や諸先輩のご指導をいただきながら各企業の発展はもとより、小樽市の発展のために、社会の一員として精一杯努力し、研鑽に励む覚悟ですので、今後ともご指導を賜りますようお願いします」 と力強く、新入社員代表の挨拶をした。