エコショップに62店舗認定


 小樽市内のコンビニ・洋服・菓子店など62店舗が、環境にやさしい店として「小樽市エコショップ」に認定された。3月26日(水)13:00から、市役所別館4階の第3委員会室で認定証とステッカーの交付式が行われた。
 市は、2003(平成15)年1月にエコショップ制度を創設。ごみ減量化や資源化に取り組んでいる店舗を「小樽市エコショップ」として認定してきた。
 今年1月には、洞爺湖で開催されるサミットの主要テーマである地球温暖化対策などに合わせて制度を改正した。新たに、買物かごやマイバッグの持参を呼び掛けることやレジ袋使用量の削減、節電など省エネルギーに取り組んでいることを認定基準に設け、認定希望者を募集し、62店舗から申請があった。認定審査会で小樽消費者協会の意見を取り入れて、このほど全62店舗をエコショップに認定することに決めた。
 認定証とステッカーの交付式では、認定を受けた62店舗のうち20店舗が参加。店舗代表が、山田勝麿市長から認定証を受け取った。市長は、「今までの13店舗から大幅に増え、62店舗をこのたびエコショップとして認定することができました。環境にやさしいことをアピールし、エコの取組みをしてもらい、市民・事業者・行政で小樽市の街をもっときれいにしたい」 と呼び掛けた。
 この62店舗のうちオタルンカード加盟店が23店舗含まれ、新たな取組みとして、買物客がレジ袋を断ると1ポイント(100円分)加算することにした。基本的に1ポイントとしているが、店によってポイント数は様々だという。
 サンモール一番街のバッグのアカイシ・ロッコー店では、「このようなステッカーを店に貼ることで、買物袋をケチっていると思われなくなる。環境対策にすごく取り組みやすくなる」 と話していた。
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