花銀と公園通りの交差点角にある喫茶店「ミレット」(花園3)で、パッチワークの「つるし雛」を飾る「第1回紀の会作品展」が、27日(水)・28日(木)10:00~16:00の2日間で開かれている。
つるし雛は、静岡県伊豆稲取地区で、江戸時代から伝承されてきた伝統工芸。桃の節句のお祝いの一環。
パッチワーク教室の「紀の会」(本間千恵子代表)は、桃の節句に合わせて、このつるし雛を作成した。様々な参考文献をもとに、ちりめんで作った雛やまり、羽子板、金魚など色々な小物を7本の糸に飾って完成させた。1本の糸に7つの可愛い小物が飾られ、見る人を楽しませる。
「第1回紀の会作品展」では、本間代表のつるし雛をはじめ、生徒の作品など12本と、ひな人形、針刺し、俵ねずみなどの小物約50点を展示している。
「せっかくこの季節に合わせて作ったものだから、色々な人に見てもらいたい。お茶や菓子も用意しているので、ぜひ足を運んでもらいたい」(本間代表) と呼びかけている。