今冬最大の126㎝をもたらした24日(日)の大雪に続き、26日(火)午後も市内は大雪に見舞われ、今、小樽の街は雪の中に沈んでいる。
26日(火)午後には、一時は107cmに減った積雪も、たった一時間で113cmまで増え、19:00には120㎝と一気に降雪量を増やした。
大雪の到来で、市内の家々の屋根は、厚い雪で覆われ、道路も真っ白で、雪国小樽の真冬の銀世界が広がっている。
市内国道5号線で行き交う車や人も、雪の中にシルエットとなって浮かぶ。妙見市場のかまぼこ屋根には、分厚い雪が覆っている。屋根からの降雪が、歩行者を飲み込みそうな気配を漂わせている。
この大雪の中、市内各所では、市民が雪かきや雪下ろしに追われている。道路の両側には、排雪も間に合わず、雪の堤防が築かれている。
札幌管区気象台は、27日(水)は曇りで昼前から雪が降るとしており、「強風、波浪注意報」を出し、「後志地方の海上では、27日明け方から夜遅くにかけて北の風が15メートルと強く、波は3メートルと高いでしょう。突風や高波に注意して下さい」と呼びかけている。