2月25日(月)9:50開始予定だった小樽商科大学(緑3・秋山義昭学長)の入学試験は、24日(日)の大雪の影響でJRの遅れや交通渋滞が発生したため、1時間遅れの10:50から行われた。
今年の商学部昼間コースでは、募集人員280人に対し、798人(男501・女297)が志願し、倍率は2.85。専門高校・総合学科卒業生選抜では、募集5人に志願者21人(男13・女8)で、倍率4.20。夜間主コースでは、募集20人に対し138人(男88・女50)で、倍率6.90となった。
商学部昼間コースは、昨年の901人よりも103人少なく、「受験者の数は山と谷があり、今年は少ない年となった。センター試験の結果で受験する大学を決めるので、今年はセンター試験の出来が良かった生徒が多く、北大とか他大学を受験する人が多く見られる」 (入試課)。
このうち、10年ぶりに設置した東京試験場での受験者は、19人(男14・女5)となった。「10年前に東京試験場を廃止したときは、受験者は10人だったが、今回の再開で、希望はもうちょっと多い30人程度だった。電車内の広告や学校回りを行ったのだが残念だ」 (和田健夫副学長)。
試験は、9:50から英語・小論文・数学・国語の順で行われる予定だったが、JRの遅れや商大に向う道路で交通渋滞が発生したことから、「受験者の公平性な試験時間確保のため」(同大)と、1時間繰り下げてスタートした。到着が遅れた受験者たちは、バスやタクシーから飛び降り、駆け足で試験会場に向っていた。