今冬最大126cmの積雪!交通網はズタズタ 

0224.jpg 24日(日)、小樽市内は、今冬最大の積雪126cmを記録した。市内は23日(土)から24日(日)にかけて、低気圧の発達で、海は大シケ、陸は猛吹雪に見舞われた。



 24日22:00頃から暴風雪が強くなり、1時間当たり数センチのドカ雪があり、25日03:00には、今冬最大の積雪126cmを記録した。これは前日の同時刻の積雪87cmから、24時間で39cmも増えた。
DSC042052.jpg 週末を襲ったこの雪で、列車・船舶・航空の道内交通網はズタズタになり、多くの利用者に大きな影響を与えた。
 JR函館線の札幌ー小樽ー倶知安間では、運休や遅れが相次いだ。小樽ー札幌を結ぶ札樽道路も、事故などで、通行止めが続いた。
DSC041682.jpg 海は大シケとなり、小樽港北防波堤には、次々と高波が打ち寄せ、巨大な白い波しぶきを吹き上げている。小樽と舞鶴を結ぶ新日本海フェリーの「あかしあ」「はまなす」も欠航となった。
 新千歳空港では、滑走路の除雪が間に合わず、各路線の欠航が相次いだ。この陸・海・空の交通網の乱れは、週末を利用して小樽で観光やスキーに来ていた客も、対応に追われていた。
 JR小樽駅では、天狗山でスキーを楽しんだ女性の2人組みが、ようやく札幌までの運航が始まった列車に、「東京に帰れるか判らないが、とりあえず札幌まで行ってみる」と乗り込んでいた。