お年寄りや子供に「優しい街」づくりを目指す花園銀座3丁目会商店会が、15日(金)・16日(土)の2日間、栄愛ビル(元小樽製パンビル・花園3)で、映画やアニメーションを上映する「小樽キネマ祭」を実施している。
15日(金)の日中は、市内の「ノマド福祉会特別養護老人ホームはる」や身体障害者自立支援所の「NPO法人夢トピア」の利用者約30人を招待し、上映会とともに豚汁やお茶、お菓子などをサービス。
施設利用者たちのほとんどが小樽で育ったため、同会が上映した「小樽-まちなみの記憶-」は、昔懐かしい映像ばかりで好評を博した。13:00から15:00までの予定だったが、利用者たちが会話を弾ませたりと1時間延長した。
同会では、「かなり喜んで頂いた。このようなイベントを定期的に実施してほしいという意見もあった。大変嬉しい」 と話していた。
「小樽キネマ祭」は、16日(土)10:00~20:00も行われる。かつての映画の都・小樽を復活させようと、多くの市民の参加を呼びかけている。子供には、ジュースやお菓子を提供し、大人には、ビールとおつまみセットを販売する。商店会のサービスクーポンもある。
荒井国男会長は、「花園銀座3丁目会商店会は、中心商店街に近いが、物販店が少なく、核となる店がないので、お年寄りや子供にとって優しい街づくりをして、商店会を活性化させようと決意した。まずは、この上映会を実施し、今後もイベントを計画していきたい」 と語っていた。
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